「相続会議」の弁護士検索サービス

無料セミナー 土日や平日の夜にも

  • 先週、弁護士が多くの相続手続きをサポートできることが分かったけれど、実際に依頼するとなったらどんな人に頼むといいんだろう。

    夫・一郎
  • そうよね。弁護士は、話しづらそうなイメージがあるわ。難しい法律用語で説明されても、「その言葉が分かりません」とは言いづらい。

    妻・正子
  • いきなり弁護士に相談するのはハードルが高いと思う人が多いかもしれませんね。そこで、活用してほしいのが無料相談です。

    ソーゾク博士
  • 無料だと、ためになるアドバイスはあまり期待できないんじゃないかなぁ。

    一郎
  • そんなことはありませんよ。アドバイスの質は有料時と変わりません。弁護士としても、その後に正式に依頼を受けたいので、丁寧な対応を心がけています。今は、事務所が主催して無料のセミナーを開くこともあります。オンラインで開催することもあるので、興味を持ったら参加してみてください。

    博士
  • なるほど。弁護士にとっても、無料相談に訪れた人は将来のクライアントかもしれないからな。

    一郎
  • 土日や平日の夜にセミナーなどを開くこともあります。平日の日中は仕事があって時間がないという人は、一度、こうした事務所を探してみてください。

    博士

複数の事務所から費用の見積もりとってみる

  • どうやって弁護士を選べばいいのかをイメージできないのよね。何か基準はあるのかしら。

    正子
  • 弁護士は法律の専門家ではありますが、全員が相続に精通しているわけではありません。もしも、安心して任せたいのなら、年間の相続案件の取扱件数が多いかどうかも確認してください。

    博士
  • 個人的な話をするんだから、話しやすい人がいいのだけれど。

    正子
  • 相性が合わない弁護士に依頼すると、コミュニケーションがうまくいかず、不信感が高まってストレスになることもあります。長く付き合うかもしれないので、正式に依頼する前に実際に顔を合わせて、信頼できるか、話しやすいか、説明は分かりやすいかといったことを確かめましょう。

    博士
  • もしも無料相談で相性が悪そうだったら、依頼を見送ってもいいのかな。

    一郎
  • もちろんです。複数の法律事務所で無料相談をしてみて、信頼できる弁護士を探してください。

    博士
  • 弁護士の報酬は高額、なんてイメージがあるけど大丈夫かしら。

    正子
  • 報酬や費用の計算方法は、事務所によって異なります。依頼する際には、報酬や実費の計算方法を説明してもらいましょう。また、複数の事務所から見積もりをもらったうえで、費用も材料の一つにしてください。

    博士
  • 相続手続きは弁護士だけじゃなく、税理士の助けが必要な時もあると聞きます。

    一郎
  • 弁護士の中には税理士や司法書士など、別の士業と連携している人も多くいます。弁護士自身が相続税に詳しいか、連携できる税理士はいるのかどうかもたずねてみてください。

    博士

頼れる弁護士を選ぶために

● 無料相談などを利用する
● 説明が分かりやすく、話がしやすいかどうか
● 見積もりをとる

(今回のソーゾク博士=弁護士法人アクロピース代表弁護士・佐々木一夫さん、構成=相続会議編集部)

(記事は朝日新聞土曜別刷り紙面「be」に掲載した内容を基に掲載しています。2022年9月1日時点での情報に基づきます)