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札幌市の遺産分割に強い弁護士事務所 一覧

北海道 札幌市の遺産分割に強い弁護士事務所一覧です。相続会議の「弁護士検索サービス」では、北海道 札幌市の遺産分割に強い弁護士事務所を一覧で見ることが出来ます。相続のトラブルやお悩みを抱えている方は一度近隣の弁護士に相談してみましょう。

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37件中 31~37件を表示

各事務所の詳細情報とお問い合わせフォームは別ウィンドウで開きます

北海道 札幌市所在・近隣の弁護士事務所

  • 弁護士法人すぎの葉法律事務所

    最寄駅
    札幌市営地下鉄「西18丁目駅」徒歩1分
    所在地
    〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西16丁目1-30 第10芙蓉ビル2F
    対応エリア
    北海道
  • 斉田顕彰法律事務所

    最寄駅
    札幌市営地下鉄「西11丁目駅」徒歩7分、札幌市電「西8丁目駅」徒歩4分
    所在地
    〒060-0062 北海道札幌市中央区南2条⻄9丁⽬ サンケン札幌ビル7F
    対応エリア
    北海道
  • 弁護士法人カント

    最寄駅
    札幌市電「西4丁目電停」から徒歩1分
    所在地
    〒060-0061北海道札幌市中央区南1条西4丁目5-1 大手町ビル8階
    対応エリア
    北海道
  • 弁護士の選び方のポイントは?

    相続税の知識があり、不動産に強い弁護士を選びましょう。弁護士自身にこうした知識があると他士業との連携もスムーズに進み、トラブル解決のみならず相続をトータルで任せることができます。また、相続は感情がからむ分野なのでフィーリングも重要です。実際に電話や面談で複数の弁護士と会話をしてウマが合う方に依頼をするのがおすすめです。

  • 西川・太田法律事務所

    最寄駅
    札幌市営地下鉄「西11丁目駅」徒歩5分、札幌市電「西15丁目駅」徒歩2分
    所在地
    〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西14丁目1 北日本南大通ビル7階
    対応エリア
    北海道
  • 大久保法律事務所

    最寄駅
    札幌市営地下鉄「西8丁目駅」から徒歩2分
    所在地
    〒060-0061北海道札幌市中央区南1条西9丁目15番地 札幌南1条ビル9階
    対応エリア
    北海道
  • 弁護士法人江別法律事務所

    最寄駅
    JR「野幌駅」徒歩10分
    所在地
    〒069-0813 北海道江別市野幌町76番地29号 ラインビル2階
    対応エリア
    北海道
  • 絞り込み検索のコツ「19時以降TEL可」

    日中、様々な用事があると相談する時間を取りづらいですが、19時以降も相談に対応してくれる事務所が多数ありますので、遅い時間の相談が増えそうな場合はそのような事務所に絞り込んで検索してみましょう。

    19時以降TEL可の条件を加えて再検索
  • のっぽろ法律事務所

    最寄駅
    JR「野幌駅」徒歩3分
    所在地
    〒069-0813 北海道江別市野幌町37-7 レーベン野幌201
    対応エリア
    北海道

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北海道 札幌市で相続に強いその他の専門家

相続税の申告や、生前の相続税対策は税理士へ

特に相続トラブルなどがなく、相続税の申告をスムーズにおこないたい、相続税の支払いや対策を検討したいという場合は税理士へのご相談がおすすめです。

相続手続きや、不動産の名義変更は司法書士へ

相続人調査や預貯金の解約手続き、不動産の名義変更、相続放棄など、
相続にまつわる手続き全般は司法書士へのご相談がおすすめです。

札幌市で遺産分割を弁護士に相談する

遺産分割とは

遺産分割とは、被相続人(亡くなった人)の財産を相続人で分けることです。

遺言書があれば、基本的に遺言書の内容通りに遺産分割します。遺言書がない場合は、遺産は相続人全員の共有となります(民法898条)。この場合、遺産分割協議によって遺産の分け方を決めます。協議が決裂したら調停、審判を通じて遺産を相続する人を決め、共有状態を解消します。

遺産分割の方法には「現物分割」「代償分割」「換価分割」「共有分割」の4種類があります。

現物分割とは、遺産を現物のまま相続人の間で分けることです。代償分割とは、遺産を取得した相続人が、他の相続人に代償金を支払う方法です。例えば、3人兄弟に、3000万円の価値がある不動産が相続財産として残されたとします。長男が不動産を相続した場合、2人の弟それぞれに1000万円の代償金を払って解決します。

換価分割とは遺産を売却し、それで得たお金を相続人の間で分けることです。共有分割は、不動産などの遺産を分けずに、複数の相続人の共有名義とすることです。

遺産分割の流れ

まずは遺言書の有無を確認します。遺言書がある場合は、原則として遺言書通りに遺産分割を行います。

遺言書がない場合は、相続人全員で遺産の分け方を話し合う遺産分割協議を行います。合意したら、その内容を遺産分割協議書にまとめ、相続人全員が署名押印して締結します。なお、遺言書によって分割方法が指定されていない遺産があったり、遺言書が無効となったりした場合にも、遺産分割協議が必要です。

遺産分割協議で合意が得られなかった場合、家庭裁判所に遺産分割調停を申し立てます。調停では、家庭裁判所の裁判官と調停委員が、相続人それぞれの主張を聞き取り、遺産の分け方について相続人全員による合意を目指します。

遺産分割調停が不成立となった場合は、自動的に審判手続きに移行し、裁判官が妥当と考えられる遺産分割方法を定める審判を下します。

遺産分割の注意点

遺産分割で特にトラブルが生じやすいのは、高額資産であり、物理的に分けることが難しい不動産です。実家を引き継ぎたいと考えている相続人もいれば、その不動産を売却し、それで得たお金を相続人の間で分ける換価分割をしたいと考える相続人もいるケースがあります。その場合、不動産を相続した人がほかの相続人に代償金を支払う方法もありますが、代償金を準備できなければ代償分割はできません。

不動産の分け方が決められない場合、共有分割の選択肢もあります。しかし、こうした「とりあえず共有」はトラブルの元ですので、避けたほうがいいでしょう。複数の相続人の共有名義となるため、「売却したい」「建物を壊したい」と思っても、共有者全員の同意が必要です。また、共有したまま相続人が亡くなってしまうと、その持分は次の世代に引き継がれます。その結果、共有する人がどんどん増えていき、誰が権利者かわからない状態に陥ってしまいます。

遺産分割を弁護士に相談するメリット・費用

遺産分割について弁護士に相談すれば、正しい遺産分割の方法を知らなかったばかりに、自分の相続分を大きく減らされるような事態に陥ることを防ぐことができます。

遺産分割では、相続人間で意見があわず、感情的に対立してもめ事になることがあります。そんなときに、弁護士に交渉を任せれば、相手も冷静になり法的な考え方を受け入れやすくなり、話がまとまりやすくなります。それでも交渉が決裂したら、遺産分割調停の代理人も依頼できるので安心です。

弁護士に任せることで、相手と直接やりとりしなくて済むので、精神的なストレスからも解放されるでしょう。

なお、司法書士は弁護士とは違い、特定の相続人の代理人となり、ほかの相続人と交渉することはできません。相続手続きにおいて、司法書士は相続人全員に対し中立的な立場からアドバイスします。

弁護士に遺産相続を依頼すると、費用は最低でも30万円程度は必要となります。遺産が高額になるほど費用が上がります。

札幌市で遺産分割協議・遺産分割協議書の作成をおこなうには

相続の際、相続人全員で合意して遺産の分け方を決めたら「遺産分割協議書」を作成する必要があります。法律上、遺産分割協議は口頭だけでも成立するため、遺産分割協議書は必ず作成しなければならない書面ではありません。しかし、口約束だけだと「言った、言わない」のもめごとになりかねません。口約束の内容を立証するのは困難です。こうしたトラブルを避けるためにも、話し合いの証拠となる遺産分割協議書を必ずつくるようにしましょう。また遺言書がない場合、遺産分割協議書がないと不動産や車、預貯金などの名義変更の手続きが滞る可能性があるので注意が必要です。

相続が始まってから、遺産分割協議書を作成するまでを簡単にまとめると、相続人が死亡(相続開始)→相続人調査と相続財産調査をする→遺産分割協議を行う→遺産分割協議書を作成するという流れになります。遺産分割協議の際の相続人調査や相続財産調査、さらに遺産分割協議と遺産分割協議書の作成を家族同士で会話しながら全てやるのは大変な労力がかかります。連絡が取れない相続人を探す、遺産が隠されていて全貌が把握できないといったことや、そもそも遺産分割協議が折り合わないこともしばしばです。仮にもめ事がなかったとしても遺産分割協議書は間違った方法で作成すると無効になり、相続手続きに使えなくなる恐れもあります。このようなことを考えると、遺産分割の際には弁護士などの専門家の力を借りるのが合理的です。札幌市にも遺産分割や遺産分割協議書の作成の相談ができる窓口や弁護士が多くありますので、遺産分割の際に不安があれば活用してみるのがよいでしょう。

遺産分割が家族間の話で解決しない場合、家庭裁判所で遺産分割調停・審判をすることとなります。調停の申立てをする場合の書類の提出先は、相手方の住所地を管轄する家庭裁判所又は当事者が合意で定めた家庭裁判所となります。審判申立てをする場合は、相続開始地(被相続人の最後の住所地)を管轄する家庭裁判所又は当事者が合意で定めた家庭裁判所が提出先となります。札幌市にも家庭裁判所がありますが、必ずしも自宅近くの家庭裁判所で審判や調停があるとは言えない点に留意しましょう。

札幌市の家庭裁判所

■札幌家庭裁判所
所在地:〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西12丁目
TEL:011-221-7281(代表)/011-350-4294(家事受付・手続案内センター:調停・審判・相続放棄・人事訴訟の申立て、家事手続案内に関する問い合わせ)

参考:札幌家庭裁判所

札幌市の遺産分割に関する法律相談窓口・法テラスの一覧

■札幌法律相談センター
所在地:北海道札幌市中央区北1条西10丁目 札幌弁護士会館2階
TEL:011-251-7730

■新さっぽろ法律相談センター
所在地:北海道札幌市厚別区厚別中央2条5丁目 サンピアザ センターモール3階
TEL:011-896-8373

■法テラス札幌
所在地:北海道札幌市中央区北1条西9丁目3-1 南大通ビルN1 1階
TEL:0570-078388

参考:札幌弁護士会

参考:日本司法支援センター法テラス(札幌)

札幌市に所在する弁護士事務所による遺産分割の解決事例

相続人7人での8件の不動産・4件の預貯金の遺産分割を調整・分配(吉原法律事務所)

■事例の背景と相談内容

8件の不動産、4件の預貯金など総額9700万円の遺産を残して被相続人が他界。相続人は故人(被相続人)の姉弟、姪・甥の計7人でした。代襲相続人である姪が遺産財産管理をしておられましたが相続手続、遺産の分割で困って相談に来られました。

7人は遺産のことで対立はしていませんでしたが、遺産をお金に換えて、相続人で法定相続分で分配したいとのご意向を持っており、結果的に相続人7人全員が依頼者となり、当所で遺産分割に対応することになりました。

■吉原法律事務所の対応と結果

まず遺産を調査(負債も含めて)して遺産分割協議書を作成しました。不動産については、不動産業者に売買の仲介依頼をして、全て無事に売却をしました。預貯金については金融機関4行に対して預金を解約して払戻手続をしました。火災保険契約については解約し、解約返戻金を受領。さらに税理士に相続税の確定申告を依頼しました。その上で、不動産の売却代金、預金の払戻金を保管し、被相続人の債務の支払いをし、装具費用など諸経費を控除して、各相続人に対して、法定相続分に応じて分配し、無事に遺産分割が完了しました。

<相続会議編集部から>

相続シーンで弁護士に依頼するとなるとトラブルがあるケースが多いですが、このような複雑な遺産分割をスムースに進めるといった場合にも弁護士に依頼するのがおすすめです。手続きの代行などは特に弁護士が代行できることが多いほか、相続事案を扱う弁護士の場合、税理士や司法書士、不動産会社など周辺領域の専門家とのパイプを持っているので連携してスムースに手続きを進めてもらえる可能性が高いです。弁護士が入ることで相続人間の中での不信感なども生じにくいため、遺産分割や遺産分割協議の際は、弁護士に進め方を相談してみるのがおすすめです。

本テキストは2024年1月時点の情報に基づいています

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